フォトン操作されたカードを放つ遠隔武器、カードは空中に停滞し、術者のテクニックを中継する特殊な性質を備える。 その為、扱いには少々癖があるが、使いこなした際は戦闘の幅が広がる。 タリス装備時には以下の3つの攻撃手段がある。
カードを射出した状態でバータ、フォイエ等の指向性があるテクをロックオンせずに使用した場合、使用者のキャラが向いている方向へと発射される。 射角は氷テクのギ・バータ、TPSモードのギ・ゾンデの上方向以外は適用される。
ロッドと比較して法撃力で劣るタリスは、設置したカードをいかに利用するかにかかっている。 通常攻撃が遠距離攻撃でPP回復がしやすいという利点にしても、タリスの弾速は極めて遅くロックして投げても低速で動くだけのエネミーでも外れてしまうほどで 通常攻撃を連打した場合射程、命中精度、回復速度ならガンスラッシュに持ち替えてのものには劣る。
間合いはタリスのジャストアタックが機能する距離を維持するといい、それ以上近くても遠くても真価は発揮できない。
設置してからテクニックを発動するまで設置したタリスは移動させられないので、ただロックしてタリスを投げ込むだけではチャージ時間の長いテクニックは発動までにエネミーに動かれてしまいミスしやすい、 そのためチャージ完了までの敵の行動を先読みして計算し、主観射撃で設置することが望ましい。また、正面から敵の背面などを攻撃する必要がある場合、敵に隠れタリスが見えなくなるので、タイミングを把握しタリスが見えなくてもある程度どこに設置したか分かるようになっておきたい。 しかし現状ではチャージの長いテクニックは誤差が大きくなりやすく、チャージ時間の短縮可能な炎属性テクニック以外とはあまり相性が良くない。 基本構成は使いやすい「ラ・フォイエ」など地点攻撃型のテクニックで良いが、 タリスの利点を生かすために短射程であったり、上下に対して弱かったり、法撃武器では使い辛いテクニックを絡めてアドバンテージを得たい。 (例:サ・フォイエ、ゾンディール、ザン等)
通常攻撃は3段目>2段目>1段目の順にPP回復量が多い、意識的に3段目は通常攻撃を当て1段目ではテクニックを発動するようにすることでPP回復の効率が向上する。
タリスを使うのであれば、遠隔射撃を最大限に活用する為、肩越し視点(TPSモード)を用いて、テクニックを発動させる位置を自在に制御できるようになることが望ましい。 また、敵の弱点部位や敵ごとのハンターやレンジャーの行動を覚えておくのも重要である。
前述の例として、キングイエーデやガウォンダなど弱点部位が背後にありロック箇所が体内にある場合、ラ・フォイエ等では体にHITし通常のダメージしか与えられないが、正面からカードを貫通させてフォイエを撃つと弱点部位に当たり大ダメージを与えられる。 また、マルモス等の真上にカードを設置し、ギ・フォイエを撃つと弱点である背中の突起に優先してHITさせることが出来る。
お世辞にも強い武器とは言えない。 タリスの設置するシステムとテクニックのチャージが致命的なまでに相性が悪く、非常に出の遅い武器となっている。 法撃力はウォンドとほぼ同等だがこちらには打撃のようなダメージ源となるようなものがない。 タリスを設置すること自体に相当な癖があり、攻撃の激しい乱戦やボス戦では狙った場所に設置するのは難しい。 上手く配置できたとしてもチャージ中に回避動作が必要になった場合リセットされてしまい、再び設置しなおさなければならないため余計に手数が減る。 火力差を埋めるためには比較的攻撃力の高い近距離テクニックを積極的に使っていくしかないが、設置したタリスが動かせない性質上、 チャージ中にエネミーが少しでも移動すると外れるため、リスクが遠距離用テクニックに比べ段違いに高く、スノウバンサーなど動きの激しい相手では役に立たない。 またラ・フォイエ等の遠距離用テクニックでないと弱点部位に当たらないエネミーも多いため、アドバンテージとなることがほぼ無い。 現在のバージョンでは同じ法撃武器のロッドと同レベルの武器同士で法撃力を比べるとフォースとハンター以上のハンデがあり、 近距離用テクニックが命中してロッドの遠距離テクニックとようやく威力が並ぶ程度であるため、攻撃用の武器として第一線で使っていくのは難しい。 遠距離支援等もタリスの設置するシステムとテクニックのチャージの相性の悪さから、柔軟性に欠けPTメンバーの動きを先読みして設置しないと不発に終わる。
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