ファントム/クラス概要 のバックアップ(No.10)

クラス概要 Edit

Ep6実装。
カタナ、ライフル、ロッドの3種で、どの武器も既存職とは違う挙動を持ち、PAも別種となっている。

ファントムの特徴 Edit

防御力はそれほど高くないが、無敵時間の多いアクションが充実している。
ステップの距離と無敵時間が長く、それでいて動作は速い。ふわっとした独特の感触を楽しめる。


扱える三種の武器は、ある程度の有利な状況や不利な状況はあるものの、他クラスに比べ一つひとつの汎用性が高めで、極端に対応しにくい状況があまり存在しない。
近接PA主体の刀とロッドには、高性能な移動系PAが完備されており、テクニックやアサルトライフルを使わずとも、遠距離戦・対空戦に対応することも可能。
なので、資産が少ない初心者などは、まずは何かしら一本の武器種を強化していけば、〝ある程度〟はどうにかなる。


しかしながら、三種それぞれの武器種の特性に理解を深め、状況によって使い分ければ、より効果的な戦闘が可能なのは言うまでもない。
武器一本から手軽に始められつつも、三種の武器やテクニックの扱いを覚えることで、遊びの幅が広がっていく奥の深いクラスでもある。


武器の選択 Edit


ファントムのPAは、そのまま発動した場合と武器アクション後に発動した場合で挙動が全く異なる。
武器アクションによる変化が加わったバージョンはシフト版、シフトPAと呼ばれる。
略称として、通常版をN〇〇、シフト版をS〇〇と表記することもある。

カタナの立ち回り Edit

三種の武器の中では、もっとも対単体(ボス等)向けの傾向が強い。
他武器種にない特筆事項とし、『クイックカットによるPP回収を含めたDPS対DPP比が極めて良好』というものがある。
クイックカットが二匹以上の敵に当たるような状況では、PAと交互に連打すれば、PPがほぼ減らないほどで、単体相手でも遺憾なく高燃費を実現する。
PP回収と火力を高水準で併せ持てるため、堅いボスを継続的な火力で削り続けるのが得意な、マラソンランナー的な武器種である。

クイックカット
Phカタナの特徴的な動作で、通常攻撃やPA使用後の特定のタイミングでシフトアクションを行うことで対象に高速移動しながら斬りつけ、大幅にPPを回収するというもの。
これを有効に使うかどうかが継戦能力に関わってくる。
 
留意すべきは、クイックカットを使用するとDPSが大きく落ちるPAがあるという点。
これは攻撃後からクイックカット可能になるまでの時間がPAごとに異なり、それが長いPAにおいて起こる。
主に通常攻撃、Nローゼ、Nシュメッターでは顕著。
クイックカットを挟まなければ燃費が落ちるが、ファントムマーカー爆破でもPPを大きく回収できるため、そこで補うこともできる。
爆破で補えるPPと、クイックカットで回収するべき状況を見極めて使い分けよう。
対ボス・大型戦
火力
積極的に回避カウンターを狙う定点攻撃+ヒットアンドアウェイの使い分けが主なルーチンとなる。
 
定点攻撃の主力は、Nフォルターツァイト、もしくはNローゼシュヴェルト。
NフォルターはDPP比がローゼよりも良好なのが強みで、長く攻撃を続ける場合に頼りになる。
また攻撃終了時点からクイックカットへの派生タイミングが早く、それほどDPSを落とさずにPP回収を行うことも可能。
だが、長いモーション途中で標的が動くor自分が回避などで中断して火力を発揮しきれないリスクも併せ持つ。
 
その点、NローゼはNフォルターよりもフレームが6割ほどと短いので、ちょっとしたチャンスに差し込んでいきやすい。
また、目標に向かってある程度突進するため多少なら距離が離れていても接敵を兼ねた攻撃ができる。
一方でクイックカットへの派生が遅く、Nローゼそのものの燃費も重めという正反対の特徴を持つ。
これらのPAで弱点を削りつつ、回避カウンターを狙っていくスタイルがPhの立ち回りの中でも安定した高火力につながりやすい。
置き技
Sローゼは斬撃を設置し範囲内の対象にダメージを与え続ける。
ダメージ量だけで見ればあまり大きくはないのだが、ギアとマーカーを蓄積するためには積極的に利用したい。
DPSを落とさないようにシフトアクションまでしっかり当てるのが望ましい。
設置技の宿命だが、激しく動き回る相手には有効でない。
接敵
接近手段はNシュメッターリングか、Sヴォルケンクラッツァーからのクイックカットとなる。
NシュメッターはSヴォルケンよりもレスポンスが早いが、射程が短い。
Sヴォルケンからのクイックカットはレスポンスは遅いが射程が長く、威力やPP効率でもある程度当てになる。
無敵時間を活かした戦法
最大火力を引き出す戦法が成立するためには
 ①ボスのモーションを覚えており、対象が激しい動きをしていない
 ②視界外からの攻撃など、回避困難な邪魔が入らない
 
上記の条件がそろっている必要がある。
火力の項目で挙げたPAの弱点をカバーしたり、カウンターで火力を出す必要があるため。
それが整っている自信がない状況で頼りになるのが、無敵や射程に優れるシフトPAになる。
主にはSフォルターからのクイックカット、およびSシュメッターからのクイックカット、
激しく動き回るボスでの移動用として、Sヴォルケンからのクイックカットも有効。
 
Sフォルターは攻撃範囲が非常に広く、とりあえず弱点にロックしてから何らかで接近して使用すれば概ね当たる。
そして敵の間合いの外まで一瞬で離脱ができる上に、単体DPSも火力PAの8割程はあり、燃費も良い。
発動時の無敵時間が長く、激しく移動する挙動のため多少雑に立ち回っても被弾率が低い。
さらに、広い攻撃範囲のおかげで取り巻きをついでに処理でき、激しい攻撃にさらされる状況でも安定して攻撃が可能となる。
注意すべきは入力方向と逆に大きく切り返すため挙動の癖が強いこと。
制御しきれず明後日の方向に向かってしまった時は、落ち着いてクイックカットで復帰しよう。
 
Sシュメッターは、DPSがローゼの6割ほどしかないがクイックカットと併用した場合の燃費がすこぶる良好。
無敵時間が0.6秒と長く、移動距離も長いため非常に安全に攻撃が可能。
しかしDPS自体は通常攻撃並で、どちらかと言えば対単体よりは多数を相手にする性格が強いため、定点攻撃やSフォルターが狙える状況であえてこちらを使うメリットはあまりない。
あくまで、Sフォルターですら被弾が免れないような状況で頼るべき手段となる。
 
火力PAが十分に力を発揮できない状況でも、これらをねじ込んでいき何もしていない時間を極力減らすことで、全体的な火力の向上が見込めるだろう。
また、理想的ではないが無敵時間に頼り切ることで敵への対処がおぼつかなくともとりあえず戦うことも可能になる。
雑魚戦
定番のゾンディールでまとめてからの定点攻撃PA。
それが有効でない状況では、Nヴォルケンによる全範囲攻撃、SシュメッターやSフォルターの無敵を利用した移動範囲攻撃。
雑魚戦ではクイックカットが複数に当たる場合が多いので、難しいことを考えずに上記三つのPAで雑に蹴散らすだけでも、PPを枯らさずに殲滅することはできる。
しかし、PAの挙動的に範囲攻撃が得意といえる武器ではない。
雑魚戦ではアサルトライフルやロッドの方が、殲滅効率が上がるケースも多い。

ライフルの立ち回り Edit

サテライト(敵を中心に衛星軌道)しながら射線確保して戦う。
調整の結果、いわゆる死にPAはほとんどなくなり、どの攻撃手段にも使い所が出た。

通常攻撃
通常攻撃は威力がかなり強く弾速も速い、さらに擬似的な貫通性能を持つ。
アイテムボックスの列などは撃ち方を工夫しないと一発で破壊できない、フォイエなどと同じ処理。
 
詳細には、周囲に範囲攻撃を発生させながら飛んでいく弾、という挙動であり、弾そのものに貫通能力はない。
そのため弾本体が何かに着弾したらそれ以上は貫通せず止まる。
本当の意味で貫通攻撃したい場合、NフェアブレッヒェンやNクーゲルシュトゥルムなどの線状の範囲攻撃を用いることになる。
武器選び
実はカタナやロッドよりも2019/8/10現在は潜在の選択肢が多いので武器とOPのチョイスで行動の比率が変わる。
範囲攻撃を多数の敵に当てることで大きくPPを回収できるスプレッドニードルとエクサクリマフ
ファントムマーカー頻度を増やせるレゾナントオルコス、奪命でのゴリ押しやPhと相性のいいS4応変などにより戦術が広がるノヴェルライフル、アトラドラッヘ・イクス
火力トップの光跡アンビシオンと、スタイルが個人に左右される傾向が強い。
武器ごとの得手不得手を埋めるために2本以上を携行するか、それとも他の武器種と切り替えつつ戦うかなど、立ち回りを詰めるなら一考はしておくべき。
戦闘時の立ち回り
基本的なポジションは射撃武器ゆえにヘッドショットを狙える位置、大体が敵の正面かつ近接職の後ろになる。
火力
・威力こそ高いが一定距離を保って使わなければ真価を発揮せず、動く目標には使いにくいNナハトアングリフ
・二番手の威力を持ち、無敵時間を伴った移動により攻撃、回避、位置調整を一挙に行えるNフェアブレッヒェン
・常に安定した命中を期待でき、DPSも通常攻撃以上となるSクーゲルシュトゥルム
・高速移動で位置が調整でき、威力も悪くないSナハトアングリフ
 
火力PAとしては、上記を随時使い分けていくことになる。
弱点を狙い撃ちにでき、かつ反撃をもらいにくい位置を目指してダメージを与えつつ移動、最適な場所でNナハトやSクーゲルといった火力を出しやすいPAを叩き込む。
当然それは敵ごとに異なるため、うまく敵の動きに合わせてやる事が重要になる。
置き技
・敵の部位に最大4箇所貼り付いて攻撃するNシュトラ―フェ
・敵に反応する地雷を置くSシュトラ―フェ
・固定砲台を設置するSフェアブレッヒェン
 
設置技が多いPh武器だが、ライフルは特にその傾向があり上記3種がそれにあたる。
どれもダメージそのものは小さくとも設置モーションが短く済むため実質のDPSが非常に高い。接敵したらとりあえず撒くぐらいでもいいだろう。
Sシュトラ―フェは使いにくさが目立つものの、ヒットさせるとギアゲージが非常に大きく伸びる。これをいかに当てるかで回転率が変わってくるだろう。
範囲攻撃
範囲攻撃にはNクーゲルシュトゥルムや横フェアブレッヒェンが用いられる。
範囲の広さに対してそこそこの威力の高さを持ち、殲滅では使いやすい選択肢になるだろう。
もちろんゾンディールを使うのも有効。
ブルズアイ
マーカー起爆時に、ある程度が蓄積値として戻ってくるスキル。
クイックカットやテクニックアタックのように常時使える高性能なPP回収手段がないライフルでは、起爆による回復が重要になる。
このスキルを活用してマーカーの回転率を上げ、回収力を担保していきたい。
なお、マーカー起爆には攻撃時PP回復効果を増加させる効果が有効である。輝剰の撃などを積むのも悪くない。
注意点
マルチでヘイトを取った場合、マルチメンバーの攻撃機会を奪う可能性が高いため引き撃ちや急激な旋回はご法度。
自力で高度を変えられる敵が相手の場合は空中戦に付き合わず降下すること。
空中戦が得意で動き放題なため好きに行動したくなるが、我慢してカウンターや定点攻撃に徹しよう。

ロッドの立ち回り Edit

ファントムのロッドを一言で言うなれば、全状況をそつなくこなす万能選手。
PAのみならず、テクニックを主力とできるため、器用貧乏ではなく、なんでもできる優等生である。
その万能性を支えているのが、ステルステックチャージとスプリントテックチャージという二つのスキル。
このおかげで、『どんな状況でもテクニックを無敵時間を利用して確実にチャージでき、なおかつ高速移動で発射位置も自由自在』というテク職の中でも、攻撃機会に恵まれた強みを持つ。
またチャージ中から1.1秒は無敵であるため、テクを発射する瞬間以外は無敵状態を保ちながら、火力を投射し続けられる、というのも他武器種にはない強みとなる。

ボス戦
弱点属性で、なおかつ、そのボスの動きに当てやすいテク、を主力として戦うのが基本となる。
PAはDPS自体は、そこまで悪くはないが、燃費の面でテクに譲るため、主力ではなく、移動やダウン攻撃、DOTなど補助的な運用となる。
複数の属性のボスが登場するクエストも多いため、すべての属性をパレットに仕込んでおくことは現実的には難しいため、汎用的なテクニックでも代替する。(よく使われるテクニックは後述)
可能であれば、ラメギドやシフトフェルカーを張った上で密着して戦うと、DPS、マーク、ゲージの効率が上がり、カウンターを狙う機会も増える。
敵がダウンするなど、数秒間、足を止めて攻撃をし続けるような場合には、ザンバースをしっかり使っておくといい。
その際の攻撃手段は、フェルカーの溜めっぱなし攻撃がほぼ最適解。

・その他、ボス戦で有効なPA

.シフトシュヴァルツカッツェ
 ロックした場所へ、瞬間移動できる。
 射程が非常に長く、ボスの体のあたり判定(双子の壁なども)を無視して指定座標へ飛べ、素早く密着できる。
 似たような挙動の刀のクイックカットは、軌道上にボスの体があると止まってしまうため、移動用としては上位互換。

.ルーフコンツェルト
 DPSはテクに劣り、燃費も劣る。
 使いどころはボス単体ではなく、取り巻きもついでに処理したい場面。
 あたり判定がやたら広いため、ボスの弱点を狙ってても、取り巻きを巻き込んで倒せる便利PA。
 またスーパーアーマーがあり、強引に滞空を維持できるのも利点。
 

・ボス戦でよく使われる汎用テクニック

.閃光イル・グランツ
 トップレベルの単体DPSに、誘導、そこそこの射程、と単体攻撃としてこれ以上に使い勝手の良いものはなかなか無い。
 よっぽど激しく動き回るボス以外には、ほぼロックした場所への命中が見込める。
 これが当たる状況なら、とりあえずこれを撃っておけば、だいたい正解となってしまう。

.閃光のグランツ
 DPSはイル・グランツに大きく劣るが、射線無視の長射程と100%の命中率が強み。
 イル・グランツが当てられないような状況ではこちら。
 ロックさえできていれば、何も考えずに撃っても確実にダメージを蓄積できる。
 地面に潜るタイプのボスでも、ロックが持続していれば命中する。
 

雑魚・大群戦
範囲攻撃が豊富なため選択肢が広い
ロッドに限らないことだが、いずれの方法にせよ、ゾンディールを有効に使えるかどうかで大きく効率が変わってくる。
活用できる場面では是非とも活用したい。
また、シフトフェルカーやラ・メギドをかけておくと、大群相手に勝手に当たるため、火力の補助になるだけではなく、マーク蓄積やゲージ溜めを助ける。

.ゾンディールでまとめてから、フェルカー溜っぱなし攻撃
 一カ所に完全にまとまる敵にはこれ。
 ゾンディールはマルチプレイにおける弊害もあるため、テクニックの当該項目を熟読のこと。

・ルーフコンツェルト
 ゾンディールでまとまりにくい配置や敵にはこちら
 DPSは高くないが、総火力・範囲・射程が優れており、スーパーアーマーがあるため、何も考えずブンブンしてるだけでも、だいたい事がたりる。
 PP消費は激しいが、まとめてマーカー爆破すれば、PPはいくらでも返ってくる。  

・零式ギ・グランツ
 全周囲を範囲攻撃しながら、高速移動ができる。
 ルーフと役割が若干かぶっているが、こちらはDPSはルーフより少し上で、移動できる分、使い勝手はいい。
 欠点は、滞空できず、ジャンプしなければ弱点に当たらない敵が苦手なことと、スーパーアーマーがないことで、使いどころである乱戦で潰されやすい。
 弱点が高所にある雑魚や、チャージ途中で潰された場合の火力はルーフ未満となってしまうため、使い分けが重要。


サブクラスとしてのファントム Edit

後継クラスでありながら基本クラスのサブに選択することも可能。
ただ、メインクラス専用スキルを抜くと大量にポイントが余るため、実装時点の現状では専用ツリーを作るほどでもない。
フルドライブによるギア上昇率アップと、スプリントテック・テックショートチャージによるテクニックの高機動化が最大の特徴。


コメント Edit

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  • ファントム/ファントムスキル取得例のページに、立ち回り関連を編集していた方がいたので、クラス概要のページを新設しました。 -- 2019-07-20 (土) 04:21:42
  • 読みにくさが目立つなあという感じだったので整形、要約、補足しました。不備があれば編集お願いします -- 2019-08-20 (火) 15:36:32
  • すみません、Ph初心者なんですけど、Phのカウンターショットって打撃射撃法撃のどれに依存してますか? -- 2021-04-25 (日) 16:55:22
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